「友達作り」
コミュニティに属する人間にとって、避けられない課題。
ときに、自分を助けてくれる。
ときに、自分を傷つける。
「友達」って案外難しい。
どのコミュニティでもたった1人の最高な友達を作ってきた僕が語る「友達の作り方」
1.はじめに
皆さんは「友達」をどのように作っていますか?
明るい性格の人なら、誰とでもすぐに打ち解けることができて、周りに人が集まってくるかもしれない。
しかし
僕はそうじゃない。
高校まではずっと野球をやっていて、その集団に属していた。
中学生の頃は、生徒会長を務めていて、人気者だった。(自分で言うのもあれだが)
端から見れば、話題の中心にいる盛り上げ役で、陽気な奴だとみられがち。
でも、実のところ、1人でいるのが大好きだし、この人と仲良くなりたい!と思うことは滅多にない。陰キャだ。
そんな僕が、今までの人生で「最高な友達」をどのように作ってきたか、話したい。
2.その友達に100万貸せる?
僕は、「最高な友達」を作るときに1つ基準を設けている。
それは
急に、理由も言わずに、「100万貸してくれ」と言われたときに、「こいつが必要としているなら、返ってくる保障がなくても貸してやろう」と思えるかどうか。
無茶苦茶ハードル高いですよね?笑
自分でもそう思います。実際に、今のところ2人だけ。
自分の人生で最高な友達だと言えるのは、21年間生きてきてたった2人。
でもその2人には、めちゃくちゃ何でも話すし、一緒にいて居心地の悪さなんて覚えたことがない。むしろ3日会わないと気持ち悪いくらい笑
要は、どれぐらい相手のことを信頼していて、相手にどれだけ信頼されているか、それが共に100%のとき、「最高な友達」ができる。
飲みの席で、人生で一番の友達に言われた言葉を今でも覚えている。
『俺は何をしてもお前に嫌われることはないと思っているし、逆に、お前が俺に何をしても、俺はお前のことを嫌いになることはない。』
男同士で何やってんだという感じだが、これでいい。
これぐらいの信頼関係あれば、いつかきっと自分を助けてくれる。いつかこいつが困っていたら助けたいと思える。
3.どうやって作るの?
果たしてどうやって作るのか?という疑問がある。
まず、意識しておいてほしいのは、友達ができるのって意外と偶然がきっかけだったりする。
だから、日々の人付き合いは絶対に大切にしよう。
上っ面でも何でも、とにかく人と接すること。
その中から自分にとって「最高な友達」が見つかる。
ただ、こんなことを言っていては「友達を作りたい」と思って見てくださっている読者の方に申し訳ない。
具体的に、意識していたことを3つ挙げておく。
■腹を割って話すこと
友達に遠慮などいらない。本音をぶつけて、離れてしまうようならほっとけばいい。腹を割って話して、それについてきてくれる人を大事にしよう。
■笑いのツボが同じ人
これは結構大事。同じこと、同じタイミングでその面白さを共有できれば、それだけで自分は気持ちが良い。
■話し役と聞き役であること
どちらも話し役だと、話したい同士でなかなかうまくいかないもの。僕は聞き役だったので、友達は大体おしゃべりな奴が多い笑
4.友達を作る重要性
何で友達を作るのだろうか?
僕は1人でいることが好きだし、めちゃめちゃインドア。
それでも、友達を作るのは、
「居場所ができる」から。
自分に居場所がないと、どんなに1人が好きでも辛いもの。ときには不満をぶつける相手が欲しいし、一緒に笑ってくれる相手が欲しい。
それが「友達」だ。
「友達」はいると思っているのに、「居場所がない」と感じているのであれば、それは「友達」とは呼べない。ただの「顔見知り」だ。
「友達」を作ろう。
とは言っても、「顔見知り」も重要だ。
つまり「人脈」のこと。
「人脈」の重要性についてはまた今度話すことにする。
5.おわりに
いかがだったでしょうか。
あなたには、絶対に信頼できる「友達」はいますか?
無駄なストレスを抱えてはいけない。
情報が溢れかえるこの時代に、人付き合いまで疲れていては体が持たないのでね。